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3日(木)の園田競馬メイン第10レースに「師走特別」(A1、園田競馬場1230メートル)が行われます。
JRAでは新馬戦など3勝◎7 ブラックランナー(牡6、橋本忠明厩舎)が今回こそは園田の初勝利を決めます。転入初戦から4戦続けて1番人気に支持されましたが、それぞれ3、2、3、2着でした。その初戦は2番手から3コーナー手前で先頭に立ちましたが、ゴール前でオオオヤブン、タラニスに捕まりました。続く3走前は逃げるマイタイザンを追ってゴール前で迫りましたが3/4馬身差届きませんでした。前々走はタガノカピートの逃げ切りに屈しましたが、2着ヒダルマとはハナ差と接戦でした。今回は4番人気で7着に敗れた前走6月以来、約半年ぶりの実戦。11月13日のゲート検査(西脇1200メートル)では475キロとちょっぴり太め残りの馬体重で1分17秒5をマークしました。コースにも慣れ、ミカエルシチーとJRAから転入2戦目のボーサンシーがハナ争いを演じてペースが上がれば直線一気の競馬で決めてくれそうです。
大外からスタートを決めて逃げると怖い○8 ミカエルシチー(牡8、飯田良弘厩舎)が相手筆頭です。1230メートルでは11戦7勝、2、3着各1回の実績を残しています。
転入初戦は逃げて3着だった▲5 ボーサンシー(牡7、森澤友貴厩舎)は前々走のJRA3勝クラス初戦では4番手を進んで5着と善戦しています。ここは2番手で折り合えば上位争いに加わるでしょう。
☆6 タガノラガッツォ(牡6、碇清次郎厩舎)は前走の兵庫ゴールドカップ(園田1230メートル)で3コーナーからスパートをかけ、エイシンエンジョイの2着と前述ミカエルシチーに先着しています。末脚勝負に期待です。
JRAからの転入戦組では、障害に降りてから連続の競走中止も11月13日の能力検査で1分16秒9(西脇1200メートル)を計時した△1 リョーノテソーロ(牡5、渡瀬寛彰厩舎)を5番手に置きました。
<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 7・8・5・6(12点)
3連単(1軸流しマルチ) 7⇔8・5・6(18点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)
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