ばんえい
2022年12月29日
キングフェスタに死角なし「ばんえいダービー」(ばんえい帯広競馬)
12月29日(木)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第51回ばんえいダービー」(3歳定量)で行われます。牝馬710キロ、セン馬720キロ、牡馬730キロの定量で行われる3歳三冠の最終章です。スピードと障害力、パワーがバランス良く兼ね備えた馬が勝つレースです。
◎6 キングフェスタ(牡、小北栄一厩舎)730キロを本命に推します。今季は始動が遅く、5戦して1勝、2着1回、4着以下3回の成績ですが、その1勝が3歳三冠の第2弾・ばんえい菊花賞です。デビューから23戦して12勝を挙げていますが、重賞はナナカマド賞、翔雲賞、イレネー記念、ばんえい菊花賞の4勝と大威張りできる実績です。前走のばんえい菊花賞では別定重量のため、最軽量馬ピュアリーナナセとは50キロと大きくついていましたが、直線5番手から鋭く伸びて2着ヤマノコーネルに6秒8の差をつけ圧勝しています。定量戦の今回は真の最強馬が勝つ重賞、キングフェスタに死角は見つかりません。
○3 ヘッチャラ(牡、鈴木邦哉厩舎)730キロが対抗です。ここまで37戦して7勝を挙げています。重賞は未勝利ですが、ナナカマド賞でのキングフェスタの2着に始まり、ヤングチャンピオンシップ3着、イレネー記念2着とこれまで6回の重賞挑戦で、ばんえい菊花賞以外はすべて馬券絡みと堅実な走りには定評があります。末脚鋭いキングフェスタに勝つには前で競馬ができるヘッチャラに期待がかかります。
▲9 クリスタルコルド(牡、西弘美厩舎)730キロが3番手です。ここまで33戦して8勝を挙げています。3歳三冠レース第1弾・ばんえい大賞典、はまなす賞の重賞2勝はキングフェスタに次いでの実績です。2歳時のナナカマド賞から順調に重賞路線へ駒を進めましたが、勝てないまでもすべて掲示板と健闘しています。明けて3歳のばんえい大賞典、はまなす賞はキングフェスタが不在でしたが、強い競馬で勝利しています。
<おすすめの買い目>
馬単 6→3・9・10・7(4点)
3連単(フォーメーション) 6→3→9・10・7(3点)
(文/小寺雄司)