笠松
2022年12月29日
5連勝なるかダイナミックリュウ「岐阜新聞・岐阜放送杯」(笠松競馬)
12月29日(木)の笠松競馬メイン第11レースは「岐阜新聞・岐阜放送杯」(3歳オープン、笠松競馬場1600メートル)。
スター候補生が集まった3歳オープンの企画レースで、ハイレベルなV争いが期待できる。しかし中心は、当地無傷の4連勝を飾る◎7 ダイナミックリュウ(牡3、川嶋弘吉厩舎)だ。今秋当地に移籍し、転入初戦の3歳戦を皮切りにいずれもシャープな決め脚を発揮。鮮やかに頭まで突き抜けて4連勝中だ。中央在籍時の地方遠征で2度の2着実績(3月園田、8月金沢)があるように未勝利卒業が見えていた好素材で、能力の裏付けも十分。最終追い切りはラストこそバテたが好ラップをマークし、依然好気配。5連勝を飾り、さらに大きくアピールするか。
ただ強敵も多い。前走の勝ちっぷりが豪快だった○4 コパノキャスター(牡3、田口輝彦厩舎)は特に警戒したい。北海道在籍時は勝ち星なく終わったが、中央在籍時には7戦し6度ひと桁に食い込んでいる地力派。転入戦では甘いスタートながら早めの豪快な抜け出しを決めて7馬身千切り、絶好の発進をしてみせた。多くの面で上積みのある移籍2戦目のうえ、戦歴、脚質から距離延長は望むところ。逆転を狙う。
手探り面がある転入戦も▲3 マーミンラブ(牝3、栗本陽一厩舎)も魅力の好素材。粘りひと息の近況も4走前の10月にはA1級二組を華麗に逃げ切ってみせた快速派。馬場が軽く先行力が生きる笠松移籍。初戦から目が離せない。
調子を上げている△8 ゼンダンクラージュ(セン3、笹野博司厩舎)に、好調モードで移籍初戦を迎える△1 グッドオールド(牝3、田口輝彦厩舎)も軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単 7→1・3・4・8(4点)
3連単(1軸流し) 7→1・3・4・8(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)