笠松
2023年01月10日
得意のマイルでパワースカイ「ニューイヤー特別」(笠松競馬)
1月10日(火)の笠松競馬メイン第10レースは「ニューイヤー特別」(B級1組、笠松競馬場1600メートル)。
紙一重の混戦Vバトルだが、得意な距離に戻った◎7 パワースカイ(牡5、加藤幸保厩舎)の反攻に期待だ。昨秋に再び東海に移籍してきた同馬。名古屋在籍時(昨年春)の勝ち星もそうだが、東海でこれまで挙げた3勝すべてはマイル戦。一方、1400メートル戦では8戦2着2回、3着1回とイマイチの成績に終わる。前走もB・C級オープンの企画レースでレベルの高い1400メートル戦だったが、先行馬有利の馬場コンデションで“行った行ったの決着”では後方不発も仕方がなかった。忙しい流れの1400メートル戦では位置取りが悪くなって力を発揮できないが、追走が楽になる1600メートル戦では脚がたまって末脚の切れ、粘りも変わってくる。事実、2走前の1600メートル戦のB級2組特選では好位3番手から早めに抜け出し6馬身差の圧勝劇で飾った。距離延長を味方に反撃を期待したい。
実績上位は○1 ユウヒノプリンス(セン6、川嶋弘吉厩舎)。A級昇級後は勝ち切れなかったが、そのA級11戦で8回馬券貢献してみせた堅実駆け。勝ちみは遅いが、安定した先行力は大きなアドバンテージ。B級へ再び降級した初戦、当然高評価が欠かせない。
▲5 クインズミント(牝5、森山英雄厩舎)は前走、パワースカイも出走したB・C級オープンの企画レースで半馬身差2着と健闘。2戦1勝、2着1回と好成績を残すマイル戦替わりも歓迎だけに引き続き警戒が必要だ。
相手なりに走れる△9 パッドゥラパン(牝5、川嶋弘吉厩舎)も軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 7⇔1・5・9(6点)
3連単(フォーメーション) 7→1・5・9→1・5・9 1・5・9→7→1・5・9(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)