兵庫
2023年01月26日
マルグリッドの末脚期待「兵庫クイーンセレクション」(姫路競馬)
26日(木)の姫路競馬メイン第11レースに、報知新聞社賞「第24回兵庫クイーンセレクション」(3歳牝馬定量、姫路競馬場1400メートル)が行われる。
◎5 マルグリッド(新子雅司厩舎)は転入初戦で兵庫若駒賞馬ベラジオソノダラブやアルザードなど有力牡馬を倒して勝利。前走はエイシンレゲンダに敗れたが、初めての1400メートルで少し忙しい展開だったことも影響した。本来は長い距離の方が向くと新子雅司調教師は話しているが、前走は兵庫クイーンセレクションを目標にしていたために1400メートルを経験する意味合いが強く、今回は距離慣れが見込める。重賞で先行馬がやり合う展開も歓迎だ。
○1 サラキャサリン(新井隆太厩舎)は北海道3勝の実績があり、転入初戦を圧勝した内容を見ても、素質だけなら牝馬トップクラス。ただし前走は北海道4勝馬ニシケンボブに敗れたが、それ以上にテンションが上がって気難しい面が出たことで課題が浮き彫りとなった。今回は中1週で輸送競馬、さらに不利とされる最内枠を引いただけに、克服すべき課題は多い。地力を評価して対抗にしたが、マイペースに逃げられれば克服できるか。
▲9 エイシンレゲンダ(橋本忠明厩舎)は北海道から転入後2連勝中。園田プリンセスカップの内容を見ても、気分よく先行できるかどうかが鍵を握るだろう。包まれる心配のない外枠は歓迎で、一気の戴冠まである。
☆7 イケノシイチャン(高馬元紘厩舎)は雪のなか行われたフォーマルハウト賞(佐賀)で重賞初制覇を果たした。これまで集中を欠く面が出てなかなか勝ちきれなかったが、重賞の速い流れが合っているようだ。当時より今回の方が相手はそろっている印象だが、引き続き吉村智洋騎手の手綱となれば重賞連勝を期待できる。
△10 レスプレンドール(高本友芳厩舎)は転入初戦で体が大幅に減った影響があったが、直線ではマルグリッドにコンマ2秒差まで詰め寄った。年明け好調の永井孝典騎手とのコンビで一発を狙う。
<おすすめの買い目>
馬単 5→1・9・7・10(4点)
3連単(1軸流し) 5→1・9・7・10(12点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)