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9月23日(水)の笠松競馬メイン第11レースは「流れ星特別」(A級3組・B級3組、笠松競馬場1400メートル)。
確かな軸馬不在で難解戦。しかし手ごろな構成になったA・B級混合戦で、実力馬◎4 プラピルーン(牡4、井上孝彦厩舎)が変わらないか。復帰後2戦は9、5着。ともにベストフォームの主導権を握れず力を出せていない。1番人気を集めた前走は前団でレースを進めたが、バテて入着止まりだった。ただ、前回と違い、逃げにこだわる同タイプは不在。さらに条件は前回と同じだが、コレと言った強敵が少ないメンバーに変わる。前回同様に軽めの調教で中間、大きな上積みはなさそうだが、マイペースの逃げがかなう絶好のメンバー構成。変わるならここだ。
一方、差し勝負に持ち込めば、○3 ペイシャルナ(牝5、森山英雄厩舎)に出番が訪れる。掲示板止まりで追い込み届かずの走りが続くが、馬場改修後は先行馬に有利な馬場コンディションも不発の一因。徐々に差しが決まる馬場状況に変わってきており、しかもさばきやすい7頭立ての構成。流れに乗って直線を迎えれば、自慢の差し脚が爆発していい。
競走除外明けもメンバー弱化で▲5 ネイバルエンスン(セン8、井上孝彦厩舎)も軽視禁物。昨年12月のA級2組を最後に連対から遠ざかるように最近結果を出せていないがB級との混合戦。しかも走りのいい1400メートル。一撃の魅力は捨てきれない。
着差は大きかったが、同条件の前走でメンバー最先着を果たしたのは△1 ロバストミノル(牡7、笹野博司厩舎)。転入後、成績ひと息も高い中央戦歴も持つ。当地4走目でもあり、チャンスはある。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔1・3・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 4→1・3・5・6→1・3・5・6 1・3・5・6→4→1・3・5・6(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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