兵庫
2023年08月03日
ニコシーナvs.ツーエムアリエス「丹波篠山牛特別」(園田競馬)
3日(木)の園田競馬メイン第11レースに「丹波篠山牛特別」(B2、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎12 ニコシーナ(牝7、盛本信春厩舎)は前走が好内容。2番手に取りついてほぼ馬なりで抜け出してくる理想的な勝ち方だった。今回は大外枠に入り、さらに前走から1キロ増の55キロになり条件は厳しくなるが、引き続き好調で連勝を狙える状態にある。前走の再現を狙う。
○6 ツーエムアリエス(牡8、永島太郎厩舎)はニコシーナに2戦連続で先着されているが、中団から末脚に懸けるタイプで前が止まらない展開になると分が悪い。ニコシーナは今回初対戦のオキザリスレディーとの先行争いになりそうで、この2頭が前で激しく競り合う展開になると逆転までありそうだ。
▲3 オキザリスレディー(牝3、諏訪貴正厩舎)は初めての古馬混合戦になるが、兵庫ダービーでもハナを切ったスピードは魅力的。さすがに1870メートルでは最後まで持たなかったが、今回は満を持して1230メートルに出走してきた。一発があるならこの馬だろう。
☆7 カルラファクター(牝4、保利良平厩舎)は逃げが理想だが、今回もオキザリスレディーなど他にもテンが速い馬がいて控える競馬になりそうだ。それでも前走は好位3番手から最後までしぶとく粘っていたように、今回も大崩れすることはないだろう。
△2 タライロン(牡3、尾林幸二厩舎)はB2初挑戦の前走で少し勝ち馬から離された5着だったが、ひとまずクラスにめどの立つ内容だった。前走はゴール手前で失速したが、勝ち鞍のある1230メートルで粘り込みを図る。
△11 ダンスデミルリトン(牡4、渡瀬寛彰厩舎)の前走はスタートで遅れてしまい致命傷かと思われたが、中団からしぶとく伸びて2着に入り収穫のある一戦だった。発馬が決まれば先行するだろうが、無理な競り合いを避けて今回も末脚勝負に出るか。
<おすすめの買い目>
馬単 12→6・3・7・2・11(5点)
3連単(1軸流し) 12→6・3・7・2・11(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)